
ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像
2020
94 分
画廊を営むおじいさんの映画
感想
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いい映画だった。
わたしはわかりやすい娯楽映画を好んで観るけど、そのわたしでも楽しんで観られるしっとりしたいい映画。
自分のスタイルを持ったおじいさんが出てくる話、大好き。だけどおじいさんというものはいつだって時代に取り残されているものなので、そういう映画を観るのけっこう覚悟がいる…
でもこれは登場する孫がいい感じに凸凹感を出しているのでよい。老人と若者がコンビを組んでるの好きだな〜
はじめはアナログしか使えないおじいさんがデジタル世代の孫に助けられるみたいな話かと思ったけど、おじいさんのやり方をちゃんと尊重しているし、でも孫も肝心なところで活躍するし、いい映画だな〜と思った。
わかりやすいハッピーエンドではなかったけど、おじいさんが口笛を吹いていたことを思い出して救われます。
忘れた頃にもう一回観たい。
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