
CUBE 一度入ったら、最後
謎の空間に閉じ込められる映画
感想
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予告見たときに絶対おもしろくないやつだ!と思ったし「おもしろくなかったよー」と教えてもらっていたので全然期待はしてなかったんですけども、面白い映画のリメイクでなんでこんなにおもしろくなく?と思ってびっくりした。
「邦画のよくあるやつね」みたいな要素をわざわざ足し、オリジナル版のおもしろいところを端折り、すごい…すごい映画だ…と思った。どういうこと?
CUBE、好きな映画なのでどうしても比較してしまうけど、登場人物たちのトラウマとか必要なかったし、なんでCUBEが作られて自分達が入れられたのかっていう考察のとこが独創性あっておもしろいのにないし(トラウマ要素入れるんだったらもっと選別の理由掘り下げられたでしょ)、感情で発動するトラップみたいなの何?ってなるし、映像投影されるのどういうこと?ってなるし、そもそも団体行動してる意味わからんし(喧嘩しながらいっしょにおるのなに?各自好きにしたらいいじゃん)、杏がまじでいらん。最後まで観ても「いる?」ってなった。男ばっかだと華がないからかな、という気持ちにはなったけど…
不可解な空間だからこそ起こりうることの秩序って大切なんだなーと思った。
オリジナルのCUBEは無機質で機械的な空間、って感じでそれ以上でもそれ以下でもない、使う人と入れられた人がどう感じてどう使うか次第、みたいなのがすごいよかったんですけど、今回のCUBEは「中の人間をどうしてやろうかな!」みたいな意志を持っててありがちだな〜ってなりました。
デカルト座標の説明がわかりやすかったのと吉田鋼太郎が「わたしは罪まみれだ」っていうとこだけ面白くて(急に改心した意味は謎だったけど)よかったです。
(パッケージの吉田鋼太郎さん シリアスな映画なのに全然ふざけててかわいいね)
追記
公式サイトを確認したら映画に出てきてないプロフィールとかキャラクターのSNSアカウントまで作ってあって映画に活かせよ!っていうかここに時間かけるなら脚本をもっとちゃんとしなよ!と思いました。全然おもしろくなかった映画のサイトが凝ってるとめっちゃ腹立つな
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